「自分に向いている仕事を知りたい」
 
ご相談いただく内容の中でも、頻度が高い内容の一つです。
 
繊細さを持っていると、
 
周りのちょっとした変化に不安になったり、
自分のことは我慢して相手を優先したり、
ちょっとした雑談やランチの時間が負担になったりと、
 
本当に様々な刺激に翻弄されて
疲れ果ててしまいます。
 
しかし、
周囲の人にこれをなかなか理解してもらえず、
相談しても
 
「気のせいじゃない?」
「なんでそんなことが負担なの?」
 
軽く流されてしまうことが
とても多いもの。
 
 
「合う仕事」を求めて相談に来てくださる方は
とても多くいらっしゃいますが、
 
本当に、切実に、
「合う仕事」
を求めておられます。
 
 
繊細さを持つ人に「合う仕事」とは、
いったいどのようなものでしょう?
 

 
 
 

「合う仕事」ではなく「負担の少ない環境」

 
私の支援経験を振り返ってみると、
実は、
 
これが「合う仕事」ですよ!
 
と明確に言えるものはありません
 
 
あるのは、
 
「合う仕事」ではなく、
「負担の少ない環境」でした。
 
 
え?
「合わない仕事」だからしんどいんじゃないの?

 
そう思われる方も多いと思います。
 
 
もちろん、
「合わない仕事」というのは存在します。
 
例えば、
人の感情に敏感で、
不特定多数の人と関わることに抵抗を感じる方には、
電話オペレーターや
ショップの販売員のようなお仕事は
明らかに「合わない」でしょう。
 
負担になるのが明らかですから。
 
 
しかし、その逆、つまり
「合う仕事」というのは、
意外に難しいのです。
 
 
例えば、「事務」という仕事。
 
デスクで書類を整理したり、
パソコンで文書を作ったりというイメージで、
「不特定多数の人と関わることは少なそうで、
 負担が少ないと思った」
とおっしゃる方も多いお仕事です。
 
しかし、
同じ「事務」でも、
会社によって
業務内容も雰囲気も大きく異なるものです。
 
こういったことは、事務に限りませんから、
「合う」「合わない」と
一概に言うことは難しいのです。
 
 
「自分が好きなことなら
 多少しんどくてもできるんじゃないか?」

 
という思いから、
好きや楽しいで選ぶ方もいらっしゃいます。
 
これはこれで、とても素敵なことですが、
想像もしていなかった環境
 
例えば、
発注元の担当者や社内の関係部署との
綿密な調整や工程管理などがあったり、
締め切りに追われるピリピリした雰囲気などに
圧倒されてたりして、
続けることが難しくなることもあります。
 
 
なぜ、
このようなことが起こるのか?
 
 
それは、
 
「合う仕事」で選ぼうとすると、
足りない情報が多すぎて、
 
「こんなはずじゃなかった」とがっかりしてしまうことが
多いからだと私は感じています。
 
  

100%でなくても「確かめる(試す)」ことが大切

逆に、
 
「合う仕事」という視点を一旦外して、
 
「自分が負担少なく仕事ができるために、
 何が必要だと思うか」

 
という視点で整理してみると、
多くの方が「環境」への希望を語ってくださり
 
スッキリした表情を
みせてくださいます。
 
 
そして、
 
「環境」を選ぶことで、
新たな才能を発見し、
充実した日々を送っていくケースを
たくさん見てまいりました。
 
 
こうした経験から、私は、
繊細さには、
 
「合う仕事」以上に、
「負担の少ない環境」
が大切と考えています。
 
 
 
…こんなお話をすると、
こんな疑問が浮かぶかもしれません。
 
 
「そんなこと、
 事前に分かるのでしょうか?」
 
「わかったとしても、
 実際に入ってみたら違うことだって
 ありますよね?」

 
 
確かに、おっしゃるとおりです。
 
 
100%を事前に知ることは、
時間の制約もありますから、
恐らくできないでしょう。
 
 
しかし、だからといって
 
100%でないなら、知っても無駄
ではありません。
 
 
繊細さを持つ方は、
いろんなリスクを自然と想像できる力を
持っているが故に、
 
想像したそのリスクを
「近い未来に絶対起こる」と
まるで現実のように思ってしまいがちです。
 
 
でも、
想像は、あくまでも想像
 
 
それが100%間違いないかは、
わかりません
 
だからこそ、
確かめて(試して)みることに価値があるんです。
 
 
 
では、
どうやって確かめたら(試したら)良いのでしょう?
 
★確かめる前の準備として、
 「どうしても嫌!」を明確にしてみるのも
 おすすめです。
 詳細はこちらの記事から。

「どうしても嫌」を明確にしておかなければならない理由


 
 

「負担が少ない環境」か確かめる具体的方法-就職・転職の場合-

 
就職や転職を目指すなら、
こんな方法があります。
 
就職・転職フェアなどの説明会で
 社員の方と話してみたり、
 振る舞いを観察してみる
 
面接での会話や雰囲気、
 会場での社員の様子を観察してみる。

 
 
繊細さを持つ方は、
ちょっとした違和感なんかも、
敏感に感じ取ったりしますから、
 
これだけでも、
たくさんのことを体感するでしょう。
 
 
職場を見学させていただく
 
という方法もあります。
 
 
え?そんなことできるの?
 
 
「見学可能」という求人はもちろんですが、
 
企業の採用担当の方に相談してみるという方法も
あります。
 
 
でも、こんなお話をすると、きっと、 
 
「こんなことを聞いて、不快に思われたらどうしよう…」
「見学可能って書いてないのに、失礼だよね…」
「悪い印象を残してしまうかもしれない…」
 
と、不安になる方もいらっしゃると思います。
  
 
そんなときの突破口として、
 
ハローワーク窓口を活用するという方法が
あります。
 
 
ハローワーク求人に限られますが、
 
疑問や希望がある場合、
窓口の相談員の方が会社の担当者に
確認をしてくれますし、
その他のアドバイスもいただけるかもしれません。
 
 
私自身も、相談の中で、
窓口の方に色々と確認していただいたことが
何度もあります。
 
上手に活用してみてはいかがでしょうか?
 
 

「負担が少ない環境」か確かめる具体的方法-起業・フリーランスを目指す場合-

 
起業やフリーランスを目指したい場合には、
こんな方法があります。
 
 
商工会議所の起業支援
 
起業家が使うコワーキングスペースで
 先輩起業家の様子を観察する。

 
など…。
 
 
これらは、
私自身も使った方法です。
 
自分で仕事を得て収入を得るとはどういうことか、
先輩たちの姿から感じ取ることができます。
 
 
商工会議所は、
起業塾を主催している場合もあり、
 
起業に関する一通りのことを学べますので、
資料を取り寄せてみるのも良いと思います。
 
 
 
これらは、あまりに身近にあるもので、
当たり前のことのように感じる方も
いらっしゃるかもしれませんね。
 
当たり前こそ、
実際にやってみる人は少ないものです。
 
一歩先ゆくためにも、
ぜひ一度、試してみてください。
 
 
もしかすると、
 
すでに試したことがあるけれど、
どうにもしっくりこなかったという方も
いらっしゃるかもしれません。
 
 
そんなときは、
ぜひ一度、ご相談ください。
 
ご自身とは異なる視点を交えながら、
次の一手を探してみませんか?
 

 
キャリアデザインは、
このような方におすすめいたします

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※法的事項、医療での対応が必要な事項等、当方で対応ができない場合は、他の専門機関をご紹介することがありますので、あらかじめご了承ください。

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