繊細さの特徴を挙げると、時に消極的で
弱々しく見えることがあります。
 
周りを気にし過ぎてしまう
競争や争いが苦手
自分を表現することが苦手
 
など…。
 
そして、これらの特徴は、
どちらかというと咎められる対象になることが
多いように思います。
 
行動が遅い、積極性が足りない、何を考えているか分からない…
 
このように言われたことがある方も
多いかもしれません。
 
しかし、
 
こうした繊細さは、私は、
強みであり、
信頼を得る要素にもなっていると
信じています。
 
なぜなら、
 
これまでの相談経験から
そう信じられるだけの材料があるからです。
 
 

contents

  繊細さが強みになる時の共通点
   繊細なままで評価につながった共通点とは…

  繊細さの強みは「もろ刃の剣」
   強みと思えないのには理由がある

  わかりやすく伝えることで、強みとして活かす
   悔しさや悲しさを抱えないためにも、伝える力を育てる

 
 

繊細さが強みになる時の共通点

キャリアコンサルタントという立場柄、
私のところへ来てくださる方の相談の内容は、
仕事の選び方や、自分の適性、
職場での人間関係の築き方、
評価についてのお話しなどがとても多いです。
 
多くは、
就職や転職を目指す方ですが、
 
その中に、
 
自分は自信がない
自分なんて強みが何もない
 
とおっしゃりながらも、
ほんのすこしのアドバイスで、
評価に変化が現れたり、
 
ぜひうちに来て欲しいと
熱烈なスカウトを受けてこられる人が
一定数いらっしゃるのです。
 
 
それは、どんな方たちか?
 
私がお話を伺った中での特徴がいくつかありました。
 
 
自分の立場をわきまえて、
愚痴も言わず、文句も言わず、
真面目に真剣に物事に取り組んできた経験があること。

 
失敗を、人や環境のせいにせず、
自分の責任として改善しようと努力していること。

 
頑張りが報われずに大きな挫折を経験して
ひどく落ち込んだけれど、
自分の何がいけなかったのかを考え、
よりよくなろうと努力していること。

 
など…。
 
 
どれも、
 
積極的になれるように努力した、とか、
弁がたつように訓練した、とかでは
ないんです。
 
 
共通しているのは、
 
自分の特徴を知り、自分に責任を持って、
自分ができることに真剣に取り組もうとする姿勢。

 
何があっても、まず「自分」。
常に矢印が「自分」の方に向いていることです。
 
 
これは、
 
真面目で、責任感が強く、
余計な一言でトラブルを引き起こすことがない

 
という人柄として
周りの目に映ります。
 
一緒に仕事をする仲間として、
信頼できると感じさせるに十分ではないでしょうか。
 
しかも、
 
応援してくれる人が、
時間を経るほどに自然と集まることも、
興味深いところ。
 
 
その意味で、
 
繊細さの一番の強みとも言えると、
私は感じています。
 
 
 
しかし、実は、
 
これを強みと自覚している繊細な人は
とてもとても少ないのです。
 
 
なぜなら、
 
この個性ゆえに、
辛い思いをしてきているからです。
 
 
 

繊細さの強みは「もろ刃の剣」

実は、この強み、
そのままでは「もろ刃の剣」なのです。
 
 
愚痴も文句も言わないということは、
都合よく利用される可能性があるということ。
 
失敗を人や環境のせいにしないということは、
全ての責任を押し付けられる可能性があるということ。
 
自分のできていないところばかりに目を向けると、
自分=欠点だらけという「自己イメージ」
できあがってしまいます。
 
 
そして、実際に、
 
こうした経験を持っている場合が
多いです。
 
 
自分に自信を持てず、
でも、周りに合わせるために、
なんとか自分を変えようと頑張って、
 
自分の本来の持ち味を見失ってしまうのではないかと
思うのです。
 
 
しかし、先にも書いた通り、
繊細さは信頼の種でもあります。
 
 
信頼に応えつつ、
こうした事態を避けるために、
 
どんなことができるでしょう?
 
 
 

わかりやすく伝えることで、強みとして活かす

私は、繊細な方が、
その強みを活かしていけるよう、
3つのことをお伝えするようにしています。
 

(1)自分の繊細さの特徴を知っておくこと

(2)自分の心と体の限界を知っておくこと

(3)上記2つを、分かりやすく伝える準備をしておくこと

 
 
まず(1)です。
 
先にも書きましたが、
 
繊細さの特徴には、
自分では弱みと思っていても、
周りからはとんでもない強みに見えるものが
多々あります。
 
これを、第三者の目を借りて、
しっかり自覚したいところです。
 
 
そして(2)。
 
繊細さを持つ人は、
周りの人から、悪気なく、
「あの人に任せておけば大丈夫」と
頼りされると、
 
心も体も限界であっても、
文句も言わず、泣き言も言わずに、
頑張り続けがちです。
 
でも、それでは、
精神的にも肉体的にもきつくなってしまいます。
 
ですから、
 
どこが自分の限界なのかを、
知っておくことが大切です。
 
 
そして、さらに、
 
その限界を知ることができたら、
周りにわかりやすく伝えることができるよう、
準備しておくこともとても大切です。
 
それが(3)です。
 
繊細な人は、察する能力が高いために、
他人も自分と同じ程度に察しているだろうと感じて、
言葉が足りない傾向があります。
 
うまく伝えられないまま、
 
自分が限界まで頑張っているのを
当たり前のように思われているように感じて、
 
怒り悔しさ悲しさを感じることも、
あるのではないでしょうか。
 
こうした状況を避けるためにも、
 
相手に配慮した言い方をあらかじめ考えておいて、
必要な時に使えるよう練習しておくと良いでしょう。
 
繊細さを持つ人が、何を考えて、どう感じるか、
これは、
伝えなければ知ってもらうことはできません。
 
私たちだって、
 
積極的な人が何を考えてどう感じているかは、
その人に聞かなければ、わからないものです。
 
それと同じです。
 
 
 
でも、
 
これらがとても大切なことだとわかっていても
 
自分のわがままを言うようで、
ものすごく抵抗を感じるとおっしゃる方も
 
いらっしゃいます。
 
 
繊細さらしい気持ちです。
おっしゃる通りだと、私も思います。
 
 
ですから、私は、
 
自分の希望だけではなく、
相手のメリットも考えて伝えましょう
 
とお伝えしています。
 
 
 
でも、自分の希望を伝えて、
そんなことはできないと言われたら…

 
 
 
そんな不安もあるかもしれませんね。
 
 
物事の先を読んで、
いろんなリスクが思い浮かぶのも、
繊細さの特徴です。
 
 
もし、
 
リスクばかり思い浮かんで先に進めないときは、
ぜひご相談ください。
 
 
ひとそれぞれ、状況が違います。
 
たとえ配慮をしてくれないとしても、
今、職を失うわけにはいかない、という
状況だってあります。
 
 
あなただけの方法を一緒に考え、
ひとつひとつチャレンジしながら、
 
あなただけの強みに育てていきましょう。
 

 
キャリアコンサルティングは、
このような方におすすめいたします

仕事や人間関係、ビジネスで、悩みやつまずきを感じていて、解決の糸口を探している。

※法的事項、医療での対応が必要な事項等、当方で対応ができない場合は、他の専門機関をご紹介することがありますので、あらかじめご了承ください。

視野を広げて、様々な可能性に気づきたい。

今の仕事や働き方を変えてみたい。

心から「やりたい」と思うことを見つけたい。

自分に自信が持てるようになりたい。