キャリアコンサルティングの場で、
お仕事にまつわる悩みなどをお伺いしていると、
 
人との関係に関する内容が
非常に多いことに気づきます。
 
 
前の職場を離れることになった理由、
現在の職場での困難、
就職活動での不安など…。
 
必ずといっていいほど聴かれるのが、
「人と関わることが苦手」という言葉です。
 
そして、苦手だけれど、
仕事の場へ戻りたい、
人との関わりの中へ戻りたい
という思いも、
何度も受け取ってきました。
 
相談に来てくださることに、
胸が熱くなる日々です。
 

 
こういったご相談の中で、
 
私は、
 
人との関係での困難には、
ある共通点があることを
感じています。
 
 
そして、
この解決の糸口は、
 
意外にシンプルでもあるのです。
 
 
 
「人との関わりが苦手」な時
(もしくは、そう感じてしまった時)
 
ぜひ目を向けてみていただきたい
このシンプルなこと。
 
 
 
それは…?
 
 

contents

  「事実」と「現実」と「想像」
   しっかり分ける必要性

  「想像」に気づくと「現実」が変わる
   “それって本当?”と疑ってみる

  「自己イメージ」をよりよく育てる
   「自分が自分をどう思っているか」が決める

 
 

「事実」と「現実」と「想像」

  事実
  現実
  想像
を、しっかり分けること。

 
 
人間関係の中では、
これらを混同してしまうと、
誤解やすれ違いが生まれてしまいます。
 
そして、そのことが、
「人との関わりが苦手」と感じる
原因にもなります。
 

 
ここでいう「事実」とは、
起こった出来事のことです。
 
例えば、
 
「上司に挨拶をしたけれど返事がなかった」
 
といったように、
誰がみても「そうだね」といえることです。
 
 
 
同じく「現実」とは、
「事実」の捉え方のことです。
 
例えば、
 
「上司に挨拶をしたけれど返事がなかった。
 とても悲しかった」
 
といったように、
起こった「事実」を
その人自身がどう捉えたかということです。
 
 
 
そして「想像」とは、
自分のこれまでの経験や価値観、
期待や不安などから創られるものです。
 
 
「上司に挨拶をしたけれど返事がなかった。
 とても悲しかった。
 私は上司に嫌われているんだ。」
 
といったように。

 
 
もしかしたら、
 
このようなことを
実際に経験された方がいらっしゃるかも
しれません。
 
 
「私は上司に嫌われているんだ。」
 
そう思うと、
 
あの上司、苦手…
うまくやっていく自信ないな…
 
と、気分が沈んでしまう。
 
そして、
 
人間関係が苦手だ…
 
と感じてしまいます。
 

 
実は、
こういったケースでは、
 
「事実」「現実」「想像」が、
ごっちゃになってしまって、
 
本当は存在しないものが、
 
あたかも真実のように
感じられていることが多いのです。
 
 

「想像」に気づくと「現実」が変わる


 
「上司に挨拶をしたけれど返事がなかった」
 
これは、
こういう出来事があったという「事実」です。
 
 
この「事実」は、
通常は誰から見ても同じです。
(誰かが意図的に歪めない限りは)
 
 
「現実」は、
人それぞれ違います。
 
「悲しかった」
 
つまり、
 
「悲しい出来事であった」
 
これが、
その人にとっての揺るがぬ現実です。
 
 
自分と他人は「違う」人間ですから、
 
「事実」の捉え方や考え方は、
ひとそれぞれ違っていて当然です。
 
 
ですから、もし、
 
「たったそれだけのことで、
 なんで悲しくなるの?」

 
と言われたとしても、
 
悲しかったという気持ちを
恥じたり、否定したり
しなくてよいことになります。
 
 
 
しかし、「想像」は、
 
そのまま鵜呑みにせずに、
しっかり分けておく
必要があります。
 

 
なぜなら、
 
本当にそうなのかわからない、
実体のないものだからです。
 
 
 
「私は上司に嫌われているんだ」
 
 
これは、
本当かどうかは、わかりません。
 
 
本当かどうか確認するには
上司に訊いてみるしかありません。
 
 
「ちょっとお腹の具合がわるくて、
 トイレに急いでて気がつかなかった。
 ごめん!」

 
なんて笑って言われる可能性だってあります。
 
 
「私は上司に嫌われているんだ」
 
「ちょっとお腹の具合がわるくて、
 トイレに急いでて気がつかなかった。
 ごめん!」
 
 
これはどちらも「想像」であり、
一つの「可能性」でしかありません。
 
 
可能性である以上、
それはまだ実現していない、
 
実体のないものです。
 
 
ですから、真に受けないこと。
 
 
そういう可能性もあるよね、で、
「想像」は終わりにします。
 
 
「想像」なんだと気づくだけでも、
OKです。
 
 
 
え?それだけのこと?
 
そう思われるでしょうか。
 
 
 
でも、これは、
実はとても大事なことなのです。
 

 
これまで私は、
 
こうした「想像」で、
人や社会と関わることに
自信をなくしてしまった方に、

たくさん出会ってきました。
 

「就職の面接で落ちてしまった…。
 私は必要とされていない…
 
「また叱られた…。
 どうせ私は嫌われ者だ…
 
 
これらは全部、
本当かどうかわからない「想像」です。
 
 
ですから、
 
まずは「想像」であることに気付きましょう。
 
 
「想像」ですから、
別の「可能性」だってあっていいことに
なります。
 
 
例えば、
 
「また叱られた…。
 同じことで叱られるなんて私らしくない!
 
のように。
 
 
 
「どうせ私は嫌われ者だ」も、
「私らしくない」も、
 
どちらも「想像」であり「可能性」です。
 
結局は実体のないものですから、
 
どっちを選ぶかは、
自分で自由に決められます。
 
 
 
そして、
 
どんな「可能性」を選ぶかによって、
起こった「事実」の捉え方が、
全く異なってきます。
 
 
捉え方とは「現実」のことでした。
 
つまり、
  
自分とっての「現実」変わります。
 
 
試しに、ちょっと想像してみましょう。
 
「どうせ私は嫌われ者だ」を選んだ時と、
「私らしくない」を選んだ時。
 
 
「現実」の明るさ、
人や社会のイメージ、
 
そして、
 
自分自身の表情エネルギーまでもが
全く違ってきませんか?
 
 
自分自身の表情やエネルギーは、
関わる人との関係や環境に影響を与えます。
 
 
つまり、
 
人間関係にも、
変化が起こっていくのです。
 
 

「自己イメージ」をよりよく育てる

実は、
 
「事実」から
「現実」や「想像」が生まれる時、
 
あるものが大きく影響しています。
 
 
それは、
 
「自己イメージ」です。
 
自己イメージとは、
自分が自分をどんな人物だと思っているかのこと。
 
 
もし、
 
「自分は誰からも好かれない」という
自己イメージを持っていたなら、
 
上司が返事をしてくれなかったことに、
自然とマイナスの想像をしてしまうのも、
無理ないかもしれません。
 
 
「自己イメージ」は、
 
それまで育ってきた環境
経験してきたことから、
 
少しずつ、

プラスにも、マイナスにも、
育っていきます。
 
 
あまりに自然に育っていきますから、
 
自分自身では気づかずに身についた
パターンのようなものも
たくさんあります。
 
 
スタイル and キャリアの
キャリアコンサルティングでは、
 
あなたの「自己イメージ」
あなた自身がよりよく育てていけるよう
 
お話を丁寧に伺う
カウンセリングの時間を大切にしています。
 
人との関わり方でお悩みの時は、
ぜひご相談ください。
 

 
 
 
キャリアコンサルティングは、
このような方におすすめいたします

仕事や人間関係、ビジネスで、悩みやつまずきを感じていて、解決の糸口を探している。

※法的事項、医療での対応が必要な事項等、当方で対応ができない場合は、他の専門機関をご紹介することがありますので、あらかじめご了承ください。

視野を広げて、様々な可能性に気づきたい。

今の仕事や働き方を変えてみたい。

心から「やりたい」と思うことを見つけたい。

就職・転職を実現したい。

自分に自信が持てるようになりたい。