繊細さの強みは、周りをよくみて配慮ができること。
服装も然りです。
 
周りに恥をかかせないように、
人前に出るときはきちんとした服装を心がけます。
 
逆に、
周りから「いい気になって」とか言われることに
不安を感じて、
大人しく無難な格好をしている場合もあります。
 
この服装が、
自分自身の持ち味を上手に伝えてくれていれば
良いのですが、
 
実は、
 
「キツくみられて、
 人柄を誤解されてしまう」

 
というお悩みをお持ちの方が
多くいらっしゃいます。
 
 

 
 

「本来の持ち味」と「外見」が真逆に?

多いのは、ビジネスの場。
 
派手で華やかな色味は抑え、
紺色や黒、グレーなどを身にまとい、
きちんとした格好をしているのに、
 
なぜか相手をがっかりさせてしまうとのご相談を
これまで多くいただいてきました。
 
 
この不思議な現象。
 
お話を詳しくお聴きしていくと、
その理由がみえてきます。
 
 
「なぜか、自分のことを
 『ビシッとものが言える人間』だと
 勘違いされてしまう。
 でも自分は、
 相手の言い分もじっくり聴ききたい
 ビシッとものを言わないと、
 あからさまに失望されてしまう」
 
「ものすごく仕事が早い人間にみられてしまう。
 でも、自分は、
 仕事はその根本まで掘り下げていくから、
 スピード感を持てるまでに時間がかかる。
 バリバリ仕事ができると思われて
 どんどん仕事を任されるけど、
 それに追いつけないとわかると、
 とてもがっかりされる」
 
 
見た目の雰囲気が、
 
本来の本人の持ち味とは
真逆になってしまっていることで、
 
知らないうちに期待されて、
勝手に失望されてしまうということが
起きていたのです。
 
 
しかし、
相手を責めることはできません。
 
 
なぜならば、
 
人はどうしても、
最初は見た目でその人を判断するからです。
 
そして、
 
その見た目の雰囲気が立派であればあるほど、
無意識のうちに、
その人に対して大きな期待を抱く傾向が強いからです。
 
 
それほど、
見た目が与える影響力は大きいものです。
 
 

人の持つ2つの色味

もちろん、
戦略的にキツく見せる必要がある場合もありますし、
 
本人がこのギャップに困難を感じていなければ、
この<ギャップ自体が、 その人の持ち味の一つともなります。     しかし、もし、 こういった誤解に困っているのであれば、
 
ひとつ、
試す価値がある方法があります。
 
 
それは、
 
色の力を借りること
 
です。
 
 
私たちの肌や髪などの色は、
同じ人種であっても一人ひとり微妙に違うものです。
 
こういった、持って生まれた自らの色みを、
黄色みがベースとなっている人と、
青みがベースになっている人の、
2つに分類する考え方があります。
 
 
カラー診断をご存知の方も
いらっしゃると思います。
 
イエローベースブルーベースと呼ばれるものです。
 
イエローベースの人とブルーベースの人では、
その持ち味を引き立てる色みに大きな違いがあります。
 
例えば、
 
同じ「青」と呼ばれる色であっても、
 
イエローベースの人に合う「青」と
ブルーベースの人に合う「青」とでは、
その色味が大きく違います。
 
 
そして、
見た目の印象に悩む方にとって、
 
重要なのはここからです。
 
 

合わない色味は人柄まで誤解させる

自身に合わない色味を身につけると、
 
顔色が悪く見えたり、
キツくみえたりします。
 
 
他にも、
 
年齢以上に見えたり、
疲れて見えたり、
ぼんやりした印象になったりと、
 
色が合わないだけでも、
人に与える印象が大きく左右されるんです。
 
 
これは、
 
身につけるものを、合う色に変えるだけで、
印象がガラリと変わるということです。
 
 
ここで大切なことがもうひとつあります。
 
「合う」と「似合う」を、
分けて考える
ことです。
 
 
「似合う」は、
オシャレを楽しんだり、
自分をより素敵に魅せたりする
ニュアンスですが、
 
「合う」は、
魅力を損なわず、
自分の持ち味を引き立てる
ニュアンスです。
 
 
例えば、
 
ビジネスの場では、
その装いが自身に「似合う」ことよりも、
場にふさわしいものであることが
求められます。
 
いわゆるTPOです。
 
TPOにふさわしくなければ、
「似合う」も逆効果
 
 
「合う」適応範囲が広いのです。
 
 

4つのシーズンカラーで「合う」を使いこなす

同じイエローベースでも、
明るく鮮やかな色味が合う人と、
シックで落ち着いた色味が合う人がいます。
 
これはブルーベースも同じで、
柔らかでエレガントな色味が合う人と、
コントラストの効いたはっきりした色味が合う人がいます。
 
 
カラー診断では、
この微妙な違いを季節になぞらえて
こんな呼び方をしています。
 
イエローベース
 
スプリング
春の花畑を思わせる明るく鮮やかな色味

 
オータム
秋の紅葉を思わせるシックで落ち着いた色味

 
ブルーベース
 
サマー
初夏の紫陽花を思わせる上品でエレガントな色味

 
ウインター
冬の冴えた空気を思わせるシャープな色味

 
*さらに細かく分ける考え方もありますが、
 私のオフィスでは、
 シンプルにこの4シーズンを採用しつつ、
 ご自身が表現したい魅力を
 もっとも引き立てる色味をアドバイスする
 サクセスカラー診断を行なっています。
 
 
自分をひきたてる色は何か、
その逆は何かを知って活用するだけで、
 
相手に与える印象がガラリと変わります。

 
 
これは、服に限らず、
ネクタイやチーフ、
アクセサリーやメイクも同じ。
 
お顔に近い部位であればあるほど、
影響が大きくなります。

 
 
今まで身につけてこなかった
思いもよらない色が、
 
自分の雰囲気をプラスに変えてくれることもあります。
 
 
繊細さを自覚しているからといって、
自分を表現することを遠慮する必要はありません。
 
 
でも、もしかすると、
今までの自分が馴染んできた色味から
大きく変えることに抵抗を感じるかもしれません。
 
これも、
繊細さんらしさだと私は思います。
 
 
自分に合う色味を知って、
 
日常の何気ないシーンで、
ほんの少し、
合う色を試してみるのは、
 
いかがでしょう?