キャリアについての相談をお受けしていると、
かなり高頻度で耳にする言葉があります。
 
 
リーダーシップ
 
です。
 
 
悩みの相談の場ということもあり、
ポジティブな意味合いというより、
 
「自分にはリーダーシップがない」
 
「人を動かすほどの力はない」
 
というように、
どちらかというと
ネガティブなイメージで語られることが
多いでしょうか。
 
 
そして、
 
「だから自分は、今の時代に合わない。
 必要とされないだろう」
 
と、とても寂しそうに、
うなだれてしまう方も
いらっしゃいます。
 
 
 
リーダーシップ以外にも、
 
クリエイティビティ、
イノベーションを起こす力など、
 
時代を先ゆく存在や能力が
話題にのぼります。
 
 
確かに、これらは、
とても素晴らしい力ですし、
 
求められる場面が多いように
見えるかもしれません。
 

 
しかし、
 
求められているのは
本当にそれだけでしょうか?
 
 
 
私は、これまでの、
組織と人を見てきた経験から、
 
 
本当に必要なのは、
 
こういった
華やかな力のベースにあり、
 
誰もが持つことができる
もっとシンプルな力だと
 
強く感じています。
 
 

contents

  私が出会ったリーダーたち
   個性豊かな中にある共通点が…

  ◯◯に対するリーダーシップの必要性
   思い通りにはいかないからこそ必要なリーダーシップ

  キャリア(=人生)をデザインする
   キャリア(=人生)に羅針盤を持つための3つのポイント

 
 
 

私が出会ったリーダーたち

 
そもそも、
リーダーシップとは
何でしょうか?
 
 
 
相談の中で語られるイメージで
最も多いのは、
 
目的に向かって
集団をまとめ導いていく力
 
です。
 

 
学生時代の、学級長、
生徒会長、部活動の部長や、
 
会社のカリスマ的存在のように、
 
人を魅了する優れた資質を持った
特別な存在…という印象が強いですね。
 
 
ですから、
 
自分には持ち得ない特別な力
 
のように感じます。
 
 
 
しかし、私が知りうる限り、
 
リーダーシップとは、
こういったカリスマ的なものだけでは
ありません。
 

 
私は、20年以上会社員として勤め、
社内外の様々なリーダーと
仕事をしてきました。
 
 
例えば、
見守っているだけのリーダー
 
発する言葉は最小限なのに、
なぜかチームが一つの方向へ団結して
目標を次々とクリアしていました。
 
 
リーダーらしくないリーダー
 
意思決定をしつつ、
リーダー自らがメンバーの手足となって動き回り、
サポーターとなることで、
メンバーは安心して仕事ができていました。
 
 
カウンセラーのようなリーダー
 
メンバーの気持ちを汲み取りながら、
丁寧に意見を聴き、自らも意見を出しつつ、
メンバーの持ち味を最大限に引き出し、
結果につなげていました。
 

 
そして、こういったリーダーたちが
話していたことを思い出してみると、
 
一つ面白いことに気づきます。
 
 
 
それは、誰一人、
 
「リーダーの自分が
 チームを率いていくんだ!!」
 
とは言わなかったことです。
 
 
 
“見守っているだけのリーダー”曰く、
 
「自分よりも彼らの方が、
 何をどうしたらいいかよく知っているから、
 上司である自分は見守って、
 必要な時に軌道修正をすることにした」

 
 
“リーダーらしくないリーダー”は
 
「自分を使ってうまくいくものなら、
 どんどん使って欲しいから」

 
 
“カウンセラーのようなリーダー”は、
 
「そりゃ、仕事していれば、
 面白くないことも、
 腹が立つこともあるから。
 自分くらいは、
 みんなの言い分を聴いてあげたいんだよ」

 

 
そして、口を揃えて言っていたのが、
 
「自分は
 リーダー向きじゃないと思う。
 でも、今はこれが自分の役目だ。
 できることは全部やりたい」

ということでした。
 

  
役目だから、仕方なく?
 
向いてないのに、がまんして?

 
 
 
いいえ、そうではありません。
 
 
 
むしろ、逆です。
 
 
 
今いる環境である
チームの環境や風土を受け取り、
 
自らの得意や持ち味が活き
調和するあり方を、
 
自ら選び
それを一貫して体現するスタイルで、
 
リーダーという役目
全うしようとしていたのです。
 
 

◯◯に対するリーダーシップの必要性

 
確かに、
 
就職・転職活動などにおける
マッチング、つまり、
 
“我が社は、
 事業のビジョンを実現するための
 チームリーダーを必要としています“
 
というようなニーズに対して、
 
自分のスキルや経験を
アピールする場合には、
 
学級長や部活動の部長のような
リーダーシップを語ることが、
必要な場面があるかもしれません。
 
 
 
しかし、
 
会社という組織や社会における
役目(リーダーも含め)というのは、
 
求人票のようには
いきません。

 
 
 
カリスマ的リーダーシップを持った
力強いあり方が
求められることもあれば、
 
思慮深い慎重なあり方が
求められることもあります。
 
 
求められる役割やその評価は、
環境や時代の流れよって変化します。
 
 
そして、
 
望むと望まざるとにかかわらず、
その変化に身を置き、
 
対応していくことが必要になります。
 
 
わかりやすくいうなら、
 
思い通りにはならないし、
計画通りにはいかない

 
ということ。
 
 
 
そして、これは、
 
人生という大きな視点で見ても、
同じ。
 
 
予想だにしなかったことは、
常に起こるものです。
 

 
こう考えると、
 
本当に必要な力というのは、
 
何か特別な技術や力の、
もっと根底にある土台のようなもの。
 
変化する環境の中で、
自分のあり方を選び決められる力

 
すなわち
 
自分に対するリーダーシップ
 
だと、私は思うのです。
 
 

キャリア(=人生)をデザインする

 
先にもお話しましたとおり、
 
環境や時代は
流れ変化するものであり、
 
私たちは、
 
望むと望まざるとにかかわらず、
 
その変化に
対応していくことが必要になります。
 
 
この変化にどう対応するか
 
 
これは、本来は、
自分自身で選ぶことができるものです。
 
 
 
しかし、
 
なんらかの制約を感じていると、
選択の幅が極端に狭まり、
 
悩んだり、諦めようとしたり、
自信を失ったりします。
 
冒頭の例のように。
 
 
 
逆に、自由すぎても、
悩み選べなくなります。
 
 
自分が進む方向性が
見えないからです。
 
 
 
自分に対するリーダーシップを発揮するとは、
 
どのような時にあっても、
 
可能性の幅を広げて、
自分の進む方向性を見出すこと、
 
言い換えれば、
 
自分で自分のキャリア(=人生)を
デザインしていける
ことです。
 

 
そのために必要なことは、
大きく3つあります。
 
 
一つは、
 
溢れる情報に
過剰に影響されすぎないよう、
今の周りの事柄(環境や場所、仕事など)を、
自分の目と耳と感覚で知ること。
 
 
一つは、
 
自分自身の得意や持ち味を知り
自覚すること。
 
 
そして、もう一つは、
 
自分はこの場でどんな人でありたいか、
ちょっとだけ背伸びした
未来イメージを持つこと。
 
 
特に、3つめの
 
ちょっとだけ背伸びした
未来イメージを持つこと
 
は、効果的です。
 
 
なぜなら、

自分にないもの、できないことばかりに
目が向くのを防ぎ、
 
「どうしたいか?」
 
「どうすればできるか?」
 
を現実的に考えていくための
羅針盤となるからです。
 

 
スタイルandキャリアの
キャリアデザインでは、
 
今の不安や悩みの解決に
フォーカスしながら、
 
こんなことをお伺いしています。
 
 
今のあなたの持ち味や魅力は何か?
 
社会や周囲の人と
 どのような関係を築いていきたいか?
 
近い将来、
 どんな自分として活躍しているか?
 
 
こういった未来像を羅針盤に、
今何が必要かを一緒に考えながら、
 
あなたのキャリア(=人生)を
一緒にデザインしていきます。
 
 
 
仕事や人生に関する価値観が
大きく変化しつつある今の時代。
 
 
自分で自分のリーダーシップを
取る力は、
 
自分を見失わないためにも、
大切に育てたい力です。
 

 
キャリアデザインは、
このような方におすすめいたします

仕事や人間関係、ビジネスで、悩みやつまずきを感じていて、解決の糸口を探している。

※法的事項、医療での対応が必要な事項等、当方で対応ができない場合は、他の専門機関をご紹介することがありますので、あらかじめご了承ください。

視野を広げて、様々な可能性に気づきたい。

今の仕事や働き方を変えてみたい。

心から「やりたい」と思うことを見つけたい。

就職・転職を実現したい。

自分に自信が持てるようになりたい。