「人間、外見より中身」
 
私はもともと、
自らの経験をきっかけに、
心理や潜在意識、つまり
「内面」に関心を持ち、
 
独学も含めて20年以上勉強し、
試してきた人間です。
 
 
ですから、長い間、
冒頭の言葉どおり、
 
人の「内面」を重視してきました。
 
 
しかし、
 
キャリアコンサルティングや
カウンセリングを通じて、
様々な人生の悩みをお聴きし、
一緒に向き合ってくると、
 
「内面」だけでは
乗り越えられない場面

 
かなりの頻度で
行き当たります。
 
 
以前、こちらの記事で、
ある女性のお話を紹介しました。
 

「似合う」がもたらす“マイナス”のギャップ


 
この女性のお話も
その一例です。
 
 
 
起業を目指す方や、
成し遂げたいことがある方の中には、
 
望むあり方を思い描き、
「内面」を磨き続けている方も
いらっしゃると思います。
 
 
私もそう心がけている一人ですが、
 
私は、ことあるごとに、
クライエントの方にも、
自分自身にも、
 
必ずこの問いを投げかけます。
 
 
 
もし、
 
思い描いた未来を手にするチャンスが
目の前に現れた時、
 
この服装やふるまいで、
チャンスをつかめるだろうか?

 
 
 
それは、
 
“ある出来事”をきっかけに、
「外見での表現」の影響力
痛感したからです。
 
 

contents

  “聴いてみたい”と思っていただけるか?
   見苦しくなければいいと思っていたけれど…

  初対面で感じた“話しても聴いてくれない人”
   活きなかった“奇跡の出会い”

  奇跡のために「相手に自分がどう映るか」を準備する
   いつ出会いがあってもいいように準備しておくこと

 
 
 

“聴いてみたい”と思っていただけるか?

 

 
イメージコンサルティングを
学びはじめた頃のことです。
 
先生から、
こんな問いをいただきました。
 
「もし、今目の前に
 イメージコンサルティングや
 キャリアコンサルティングに
 興味を持ってくれた人が来たとして。
 
 今の服装や振る舞いで、
 そのお客さまは、
 
 “あなたともっと話したい”と
 思ってくださるでしょうか?」
 
 
 
その頃の私は、この問いを、
それほど大きなこととは、
思えずにいました。
 
 
なぜなら、
 
「人間、外見より中身」
 
と思っていましたから。
 
 
 
それに、私にも、
これまでの人生経験があります。
 
人との関係性は、
時間をかければ築いていけるものと
信じていましたから、
 
 
服装や振る舞いは、
見苦しくなく、失礼がない程度
で良し、でした。
 
 
 
しかし、ある時…。
 
 

初対面で感じた“話しても聴いてくれない人”


 
とあるセミナーで、偶然、
起業を目指す方と隣りあいました。
 
 
あいさつの中で、
自らの職業をお話することになり、
 
私はあわせて、
会社員から独立したことを
お話ししました。
 
 
すると、
 
「起業するために
 必要な手続きがわからないから、
 もし知っていたら教えて欲しい」
 
との言葉が。
 
 
私は、
 
もし参考になるならと
前置きして、
 
自分がやってきた、
税務署へ提出する書類のことや、
 
手続きの詳細を教えてくれる場所の
情報などを、
お伝えしてみました。
 
 
お話ししている間ずっと、
その方は、
 
腕を組んで
椅子にもたれかかって
おられました。
 
 
あれ?

 
ちょっとした違和感を感じます。
 
 
その後も、こちらの話には
なんのリアクションもお礼もありません。
 
 
そして、
こちらの話が終わるか終わらないかのうちに、

ご自身の考えや夢を、
ずっと語っていらっしゃいました。
 
 
その姿が、
 
目指している夢やあり方からは
あまりにかけ離れすぎていて、
 
どの程度本気なのか、
私にはわからなくなりました。
 
 
お話する中で、
「教えて欲しい」と言われたことが
たくさんありましたが、
 
「聴いてくれそうにないな…」
 
と感じ、それ以降は、
必要最小限の関わりに
とどめることに決めました。
 
 
ちなみに、このセミナーは、
 
起業とは
全く関係のないものでした。
 
ある意味、
 
すでに起業した私と、
起業を目指すその方が
隣り合ったことは、
 
「奇跡」と言えるかもしれません。
 
 

奇跡のために「相手に自分がどう映るか」を準備する

 

 
もしかしたら、その方は、
本当はとても誠実で、
 
目指す職種での起業を実現させて、
世の中に貢献したいという
熱い思いを
 
持っていたのかもしれません。
 
 
しかし、私は、
その方の服装や振る舞い、
 
つまり「外見での表現」から、
 
起業への本気度や誠実さは、
残念ながら感じられず
 
むしろ、
不誠実さと不安を感じていました。
 
 
 
いくら「内面」に持っていても、
 
それが伝わらなければ、
ないも同じになってしまうのです。
 
 
そして、

ないも同じになってしまっては、
せっかくの「奇跡」の出会いも活かせず、
関係も始まりません。
 
 
これは、
とてももったいないことです。
 
この経験は、私のよい財産となりました。
 
 

 
「引き寄せ」という言葉を
初めて使ったといわれている
ウィリアム・W・アトキンソン氏は、
著書の中で、
 
真の自己を「主我」、
主我に付随する外面的な自分を
「客我(パーソナリティ)」と表現し、
 
パーソナリティの役割を、
こう説いています。
 

しかし、真の自己ではないとは言っても、パーソナリティは人生というドラマで重要な役割をはたしています。というのも、観客が目を向けるのは仮面の後ろの「真の自己」ではなく、パーソナリティであることが多いからです。

(「賢者の宝物」ウィリアム・W・アトキンソン著、ハーパー保子訳、サンマーク出版、2007年(原著は20世紀前半))

 

考えてもみてください。どんなに善良で知的で高潔な人でも、魅力に欠ける不愉快なパーソナリティの仮面をつけていれば、その人の立場は不利なものになります。魅力のない仮面の裏側を見ることができれば、彼の役に立ち、喜んで愛してくれたであろう人たちを遠ざけてしまうのです。

(「賢者の宝物」ウィリアム・W・アトキンソン著、ハーパー保子訳、サンマーク出版、2007年(原著は20世紀前半))

 
 
また、
「Think CIVILITY 「礼儀正しさこそ」最強の生存戦略である」
の著者クリスティーン・ポラス氏は、
礼節について著した一節の中で、
こうおっしゃっています。
 

どの場合でも、重要なのは、その言動が本当に相手に対する尊敬や配慮を欠くものだったかどうか、ではない。重要なのは、された方がどう感じたかである。尊敬や配慮を欠く扱いを受けた、と相手が感じるかどうかだ。言動が相手の目にどう映ったかが問題となる。

(「Think CIVILITY 「礼儀正しさこそ」最強の生存戦略である」クリツティーン・ポラス著、夏目大訳、東洋経済新報社、2019年)

 
 
時代の異なるこの一節が、
どちらも、
 
相手の目に映る自分
 
という視点の大切さについて
語っているのは、
とても興味深いことです。
 
 
「人は、外見(での表現)と中身」
 
自分の魅力、実力といった
「内面」の持ち味を、
 
どのように「外見での表現」
伝えていくか。
 
これからのビジネス成長や
キャリア形成を描きながら、
 
一緒に考えてみるのは
いかがでしょう?
 

 
 

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